心の病気、メンタル疾患
「心の病気(メンタル疾患)」でお悩みの方のための記事です。
当院の対応スタンスについてお伝えいたします。
整体で、メンタル疾患が良くなるの?と思われるかもしれませんが、
自律神経(交感神経と副交感神経の)の乱れによって、お身体の不調が起きている場合にはお役に立てるかもしれません。
目次
- ○ メンタル疾患と症状
- ・パニック障害
- ・強迫性障害
- ・依存症
- ・神経症性障害
- ・社会不安障害(恐怖症)
- ・全般性不安障害
- ○ メンタル不調にお悩みの方へメッセージ
メンタル疾患と症状
パニック障害
激しい恐怖の発作を起こす。呼吸ができない、息が詰まる、動悸、冷や汗、めまいといった様々な症状(パニック発作)が突然現れます。
エレベーターの中などの狭い空間で起こる。
発作が起こる時間や場所、きっかけは様々。しばらくすると治まります。
病院で検査してもどこにも異常なし。
再発作が心配になり、発作を繰り返すといった悪循環も起こります。
発作が怖くなり、外出もままならなくなることもあります。
強迫性障害
同じ考えが繰り返し浮かんできて、同じ行動を繰り返します。
どうしても浮かんできてしまう考えを強迫観念。
繰り返し行ってしまう行動を脅迫行為といいます。
例)「火の元を消し忘れているのでは・・・。」と言う脅迫観念が、何度も火の元を確認せずにはいられない。
その行動が日常生活で支障が出ているレベルの場合。
悪いことが起こってしまうと言う縁起担ぎのような行為。や、一定の順序、やり方にこだわりすぎて、違っていたらやり直す。といったこだわりが強くなりすぎて、日常生活生活で支障が出ている場合。
✅戸締り、消灯、水道、ガス栓の締め忘れ、を気にして何度もしつこく確認する
✅手の汚れが気になって何度も手を洗う。
✅服が汚れたのではと気になって何度も着替える。
✅忘れ物が気になり、カバンの中を何度も確かめる。
✅また使うことがあるのではとゴミなど不要なものは捨てられない
依存症
✅アルコールを飲まずにはいられない。
✅タバコを吸わずにはいられない。
✅買い物をしなくてはいられない。
と言うようにある特定の行為や物事から得る刺激や快感なしではいられなくなった状態。
誰でも何かに夢中になったりすることをする事はありますが、異常症になると自分でコントロールできず、ブレーキが効ません。
もともとストレスの発散のために行っていたものが、依存症につながるケースが多く見られます。
欲求がだんだん高くなり時間、量、費用などが増えていきます。
それをしないと落ち着かないイライラするなどの精神的な症状が現れ、手が震えるなど身体的な症状が現れることもあります。
神経症性障害
不安感、恐怖感、呼吸困難、めまい、頭痛などの身体的症状を伴う。
はっきりした原因もないのに強い不安感や恐怖感を覚え、自分でコントロールできなくなり、日常生活に支障をきたしてしまう。
(不安障害)不安障害とも言われ、パニック障害などがあります。
動悸やめまいといった体の症状が現れることもあり自律神経失調症と診断されることもあります。
社会不安障害(恐怖症)
周囲の人から悪い評価を受けるのではないかなどと不安になり、人前に出たり、注目を浴びたりすることを苦痛に感じます。電話や人前での食事、話をすることが苦痛になる。
顔が真っ赤になる、動悸がする、汗が出る、体や声が震えるなどの身体症状が出ることもある。
そしてますます人前に出る場面を避け、学校や会社にいけなくなるなど、日常生活にも支障をきたします。
対人恐怖症、自分の匂いが気になり人と接することができない自己臭恐怖症、自分の容姿が恥ずかしくて人前に出られない酷形恐怖症など。
全般性不安障害
全般性不安障害はパニック障害と合わせ、不安神経症と呼ばれていました。
理由もなく漠然とした不安になることで、ドキドキしたり落ち着かないというような症状が起こる。若い女性に多く見られる。
(自分や家族が病気になるのではないか)
(事故に会うのではないか)
(大きな地震が来るのではないか)
と毎日の生活の中で、特に理由もないのに過剰な不安を持ち心配してしまう。
不安のために落ち着きがなくなる。集中力が低下する。イライラする。などの精神的な症状が続き、疲れやすくなる。
頭痛や不眠、動悸、めまいなど体の症状も。
メンタル不調にお悩みの方へメッセージ
いかがでしたか?今回は神経症の代表的な症例について書いてみました。
病院では「異常なし」と言わせれてしまうことで治療法が無いのかと、落胆してしまうこともあると思います。
また、身体の不調に対して周囲の理解もなかなか得られずに苦しんでいる方も多くいらっしゃいます。
でも、諦めてしまうのは早いです、諦める必要はありません。
自律神経朝は適切な施術さえ行えば、不調を解消することができるものです。
西洋医学ではなかなか治療が及ばないこのような領域は、東洋医学の角度から見ることで今まで見えてこなかった体の不調を見つけ出すことができます。
病院の検査では現れないような、微細な異常が体に大きな影響を及ぼしていることがほとんどです。
当院に来院される方も、今までよくならずに苦しんでいたから、最初は「本当に良くなるの?」と疑問に思われる方もいますが、施術を受けることで症状が改善されています。
今まで見てこなかった、東洋医学的視点から見ることで、あなたのお悩みの解決に役立たせていただきたいと思います。
院長 茅原秀光